NEWS

ニュース

♢私立小学校訪問記/洛南高等学校附属小学校(2021年10月)

2021.11.20

学習発表会の当日に、校長先生と受験担当の先生にお会いして、学校のことや入試対策などについて、いろいろとお話をお聞きしました。

お話の後で、学習発表会の作品も見せて頂きました。

特に、小学校5年生の東寺の仏像の写生は、力作が多く感動しました。

下記に、お坊さんである渉外主任の先生からお聞きした内容を列記します。

【学校では、教育の目的をどのように考えられていますか】

 

1.宗教教育を通して、自らの心を見つめ、自分の生き方を振り返りつつ、他に対しては感謝の気持ち、相手を思いやる気持ちを身に付けさせたい。行事・授業のみならず、「挨拶」や「合掌」といった日々の活動を通して学校生活全体で心の教育を行います。

2.知識の習得ではなく、小中高12年間で高い知性を身に付けさせたい。「正解のない問い」に答えを創り続ける思考力を高めたいのです。

3.子どもの成長のために、教師・親も、共に成長することが大切であると考えます。

※洛南高校を卒業し、大人になったときに、《よい人生を歩んでいるなと思える人材》になって欲しいのです。

【受験対策はどのようにすればよいのでしょうか】

 弘法大師が創られた庶民のための日本最初の私立学校「綜芸種智院」の精神に基づき、「学びたい子が学べる環境を創りたい」との想いがあります。

 ですから「洛南で学びたい」というお子様のお気持ちと、「洛南で学ばせたい」という保護者の方々のお気持ちを大切にさせて頂きたいと考えています。入試には募集定員を定めて合否を出すという側面がありますが、受験対策が洛南での学びを始める準備であると考えて頂けるとありがたいです。

 
 

試験のポイントは下記になります。

  1. 入学後のことを考え、小学校の教育につながる学力を試します。
  2. 思考力、数論理能力、国語力、会話力など、様々な分野から幅広く出題致します。
  3. 保護者の方には「面接・作文」を実施いたします。

作文では文章の構成が良い、誤字・脱字がない等を求めているのではありません。

受験にあたっては「どのような思いでお子様に接しておられるか」、「学校とご家庭の教育方針がどのように重なっているのか」などをご家庭で確認してください。その上で、お気持ち、お考えを率直にお答えいただければありがたいと思います。

【洛南高等学校附属小学校をなぜ開校したか】

 本校は高校から始まった学校です。「洛南高等学校」となってから発展していく中で、より良い教育へと改善できないかということで、附属中学校を開校し、6年間の中高一貫教育を始めました。

 「物の興廃は必ず人に由る、人の昇沈は定めて道にあり」というお大師様の言葉のもと、さらにもう一歩踏み込んだ「人間教育」を目指して附属小学校を開校しました。

 中高の経験から心の教育の大切さを強く感じています。小学校から12年間一貫教育によって、しっかりとした心の教育をしていきたいと考えています。

 開校から7年が経ち、初年度3年生であった1期生の児童たちが、今年度、高校1年生になりました。附属小学校の卒業生たちは、附属中学校では中学から入学した生徒たちと一緒に同じ教室で同じ授業を受けています。ともに同じ洛南生として充実した学校生活を送ってくれています。卒業生たちは洛南の柱になってくれることを期待しています。

 本校は進学校としての側面もありますが、偏差値偏重の教育になるのではなく、本来の「心」「学」「身」のバランスの取れた教育を実践し、世の中の役に立つことのできる自立した人を育てていきたいと思っています。

【訪問を終えて】

 上に中学校を設置している小学校では、外部進学組の方がえてして内部進学組よりも学力が高くなり、高校の時も外部進学組の方が、学力が高いという傾向(国立の教育大学の附属学校の実態です)がありますが、12年間一貫教育を掲げている洛南学園では、その配慮を行っていると聞き、感心しました。(教育大学の附属学校では、その配慮がありません。)

【ピグマリオンとの関連性】

 感心したのは、洛南高等学校附属小学校が、子どもの成長のために親と教師も成長しようという考え方を持っておられるということです。

 ピグマリオンでは、二人称教育ということで、親子が共に学び、共に成長し、共に進化し、共に生きていくということが前提となっています。

 親子の差はなく、一体となって人生の中で、感性・知性・創造力・人間性を高めていくのを目標としています。

 ですから、入学後も安心して、ピグマリオンの思考力教育で育てた創造力で、「正解のない問い」を答え続けることが出来るでしょう。

 多くのピグマリオン生が洛南高等学校附属小学校で活躍しております。

\ この記事をSNSでシェア! /