【イルソウレ学院】スターリングエンジン
2020.02.08
スターリングエンジンをご存知でしょうか。
温度差を用いてシリンダーを動かす機関で、材料と道具があれば自分でも作ることができるシンプルな構造のものです。
画像は湯呑にお湯を入れてスターリングエンジンを上に載せただけですが、少し力を加えるとシリンダーが回転し始めます。
モーターに繋げれば発電させることもできますし、その他にも色々なものに応用できそうですね。
お湯と水であれば60℃程度の温度差ですが、身の回りに温度差は沢山あります。
それらを集めて自然から発電したり、エネルギーを生み出したりすることができます。
この技術を活用することでエネルギーや水を自分たちで生み出すことができれば世界の争いも減ることでしょう。
イルソウレ学院の生徒の一人がこれを使って研究を始めました。
どんな発想や何が出てくるかはもちろん先生たちにも分かりません。
題材を与え、一つのことを考え続けさせることが目的です。
その結果実を結べば、商品化や特許申請をする用意もピグマリオンにはあります。
夢にまで出てくる程、考え続けることでいつかとんでもない所まで行くことができるでしょう。
GAFAをはじめとするソフトウェア産業で近年生活はよくなりましたが、それらは新技術により一瞬で変わる可能性があります。
ソフトウェアからのノーベル賞受賞者はいませんが、日本の近年のノーベル賞受賞者の多くは基礎研究分野からでした。
段階を踏んで一つずつ教えていくのではなく、実用的なものや現実の中で物事の原理を多く刺激して常に最終的なものを見せることが大切です。
次回はエネルギーの生み出し方について紹介します。
中学校の理科でも出てくる電気分解から水素を生み出します。
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