神戸本部・三宮教室
2021.04.24
教室長のつぶやき(2021.4月)Vol.2
新型コロナウイルスは未だ収束の兆しが見えませんが、今年も4月には元気なピカピカの新1年生が誕生しました。
新学年が始まるこの機会に、幼児教育の必要性について少し考えてみようと思います。
① なぜ幼児教育が必要なのか?
私は、長年兵庫県内の公立中学校・高等学校で進学指導や担任をしてきました。
希望する大学等に入学することが出来た優秀な生徒たちを個人懇談・保護者懇談・クラブ活動等を通じて見てきた結果、その子供たちには共通する点があります。
それは、自分の力で問題を解決する能力・知性を持っており、豊かな感性と弛まず努力する粘り強さを持ち合わせていることです。
私はこの力は、主に幼児期に培われた能力だと考えます。
保護者は子供が著しく成長し発達する幼児期に目先の成果のみに目がいって、ついついその成果のみを求めがちになります。
子供が高学年になって自ら考え学び自立した子供となれるよう、親は子供の成長を信じて、応援し見守っていっていただきたいと思います。
② 幼児教室の役割とは?
思考力の土台は幼児期に育ちます。
昔から「三つ子の魂百まで」と言われているように、0歳~8歳の時期に様々な神経回路が形成され、神経系は90%がその時期に成長します。
ですからその時期に神経経路に刺激を与え、多種多様な経験をさせることが大切です。
知性を正しく発達させ「自ら学び・創造する力」を創り上げることが今後の子供の成長に欠かせないことだと私は思います。
③ 一生ものの力をつけるのは今だ!
今後世の中が大きく変動していく中で、答えの無い時代に力強く生き抜く力を見につけるには、自分自身で考え自分自身で解決出来る能力を養う必要があります。
幼児教育に大切なことは、あせらずじっくりと余裕を持って取り組むことです。このことが後に最高の成果を生み出します。
一生ものの力をどうかこの大切な時期に身につけて下さい。
努力は裏切らない! 努力は必ず報われる!