誤解です。国語能力を育てるのもピグマリオン!
2022.04.08
ピグマリオンを学ぶと、
算数能力が顕著に伸びるので、
ピグマリオンは、
算数能力を育てる為にだけの
学習システムだと
勘違いされている方が多いようです。
それは誤解です。
ピグマリオンのレッスンをご存知ならば、
1レッスンは、
①漢字まじりの歌詞をみながら、
童謡・唱歌を歌う。
②図形遊びで、幾何学能力を育てる。
頂点・辺・角度・直角・図形を
6種類のオリジナル図形教具で育てる。
③指先の調整能力を創る。
運筆、ぬりえ、千切り絵、切り絵、
折り紙、切り絵工作、箸づかいなど。
④点描写で、空間位置、直線の関係を
触覚と脳内に創る。
左右逆転、上下逆転の図を描く。
⑤思考力育成教材で、創造力を創る。
量や位置の比較、消去法、仮定法などを
駆使して、答えを創造する。
⑥数量論理能力の育成。
人類の数学能力獲得の歴史にならって、
数量論理能力をカリキュラム化しています。
だから、小2〜小3で、小学校算数や
中学校数学がマスターできるのです。
⑦国語能力の育成。
レッスンの最後は、
簡単な国語力育成プリントと
絵本を読んで終わります。
このように、国語力は、
幾何学や数量論理能力や思考力育成の最後の
段階に指導していることに注意してください。
数を数えたり、筆算でのみ四則演算を指導したり、九九を覚えたりする方法では、
数学が理解できなくなることを知らないで、
そうした算数教育を受けた結果、
算数嫌いにされたのに、
なぜ、我が子に、国語もまた、
同じ方法を強制するのでしょうか?
漢字を覚えたり、本を読み聞かせるだけでは、
国語力は育ちません。
ピグマリオンの生徒や卒業生たちは、
算数、数学能力に比例して、
高い国語力を育てています。
幾何学能力や数量論理能力や創造力のない
国語力に意味があるとも思えません。
現実を捉えて思考して解決する能力がない
国語力など戯言でしかありません。
ピグマリオンの生徒達には、
100までの加減暗算ができ、
鏡絵点描写ができ、図形遊びや思考力プリントが
あるレベルまでできるようになった時点で、
自分で本を読むことをすすめています。
国語力は、孤立した能力ではありません。
算数はピグマリオン。
国語は○○式と言う考えを改めてください。
ピグマリオンは、覚える、暗記すると言う
知識と技術中心の指導方法ではなく、
感覚と知識と思考力と創造力で、
問題を解答すると言う方法を
潰されてしまうからです。
能力は、知識だけでは、
低くなってしまいます。