子どもが「学ぶ力」を発揮できるときって?
2025.04.08
子どもが本当に「学び始める」のは、心が落ち着いていて、安心していて、楽しい気持ちで物ごとに向き合っているときなんです。
つまり、大切なのは「いい教材」や「いい先生」よりも、
子どもの心がリラックスしていることや、
好奇心いっぱいで物を見つめていることなんです。
たとえば、アリをじーっと観察している子がいたとします。
そのとき、「このアリはこういう種類で…」「前に読んだ本では…」と大人が知識を伝えるよりも、
子どもが夢中でアリの動きを見ている時間を大事にしてあげてください。
その子の頭の中では、「なんで?」「どうして?」「面白い!」と、自分なりの気づきや発見が広がっている最中かもしれません。
だからこそ、
・比べられたり
・叱られたり
・焦らされたり
すると、心がザワザワして学びづらくなってしまいます。
子どもが安心して、楽しく、自由に観察したり遊んだりできる時間こそが、
一番の「学びの時間」になります。