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ピグマリオンのレッスンは、童謡から始まり童話で終わります。
ピグマリオンの物語は、人類の知的能力獲得の歴史を親子が獲得する物語と言えます。
それは、以下の9つのレッスンから構成されています。
①童謡唱歌を歌う②図形遊び③指先遊び④点描写と折り紙⑤知力の育成⑥数量論理能力の育成⑦言語能力の育成⑧ゲーム⑨読本を読む
①で始まり、⑨で終わる順番になっているのは、全世界の民族には、子守歌と昔話があり、そこで、言語や知識や文化が学ばれているからです。
繰り返し述べていますように、ピグマリオンでの学びは、子守歌や昔話の学びのように、考えてくださると理解ができるのです。
③は、ヒトが他の動物より優れた能力である手首を使った指先の調整能力を獲得する為のレッスンです。
②④は、現実を幾何学的に認識する能力、図形能力や二次元空間認識や全体把握、関係把握能力や想像力、創造力を人類の知的能力の発達段階に対応しながら獲得していきます。並び方が知的能力獲得の歴史に順じているのです。
⑤は、⑥も使って、形、量、数、位置などを比較し、関係を捉えて、仮定し、消去して判断し、思考し、創造する力を養います。
これら、②③④⑤が前提で⑥の数論理能力がスムーズに創造されていきます数能力は、図形化できます。測量術から幾何学能力ができあがり、数量論理能力が育っていったからです。
続く。