日本語について。
2022.04.08
ウクライナが大変な事になっています。避難民 refugee が最終的に400万とも500万人に達するとの見通しがあります。その内、もっとも多いのはポーランドルートです。その理由を知ろうとするのがピグマリオン 学育者の態度だと考えます。
最大の理由は、言語文化の近似性と西ヨーロッパへの途中にあたり、NATO 加盟国で安全な事ですが、同国には既に150万人のウクライナ人が居住しており、頼っての出国だからと考えられます。ウクライナは昔、ポーランドの一部であった事も親近さを感じる背景にとなっています。
このことが言語の相互理解の可能性を高めます。日本人の外国語下手は周りの国との相互理解可能性、mutually intelligibility がない
孤立言語だからです。
isolated language だからです。韓国語がわかる日本人は果たして何人いますか?
更に、韓国語と日本語には言語の非対称性があるので、韓国人が日本語を学ぶのは相対的に簡単ですが、日本人が学ぶのは何度が高い。理由は韓国語の母音は10個あるのに対し、日本語の母音はは5個だけです。同じように、ポルトガル語は母音9個に対し、スペイン語は5個。日本人にとってスペイン語が学びやすいのは母音数が同じだからです。因みに中国語の北京語は単母音は6個ですが、組み合わせた複合母音を合わせると36個もあり、更にイントネーション声調の四声も加わり難解です。台湾語は8声、広東語は9声。タイ語5声、ベトナム語6声です。